自分の人生の主役は自分なんだよ。
カテゴリ
以前の記事
2010年 03月 2009年 08月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 04月 2008年 02月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 03月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
153名死亡の大惨事
8月20日14時45分、カナリアス諸島のラス=パルマス島行きスパンエアー機が離陸直後墜落、乗務員を10名を含めた、172人のうち153人の死亡が確認される。ほとんどが丸こげ状態であったという。31年前に旅客機同士が衝突して500名以上の死傷者をだしたが、それにつぐ大惨事となった。
個人的には20日20時30分にフランクフルト経由で妻と娘が日本からマドリッドに戻ってくる予定となっていた。それもスパンエアー機、スペイン第二の大手航空会社だ。フランクフルトで家族が乗り継ぎでまっているとマドリッドからくる機体が遅れているので搭乗時間が1時間遅れるという。またスパンエアー側からカフェテリアで10ユーロまで使っていい、という申し出がある。いつもは何のアナウンスもなくお客を待たせるくせにおかしい。テレビで大惨事の模様を映し出すと、スパンエアーの係官がテレビをすぐに消してしまった。妻の言によるとドイツ語なのでなにもわからずじまいだったとのこと。終いには、一時間の自由時間のはずが15分で再搭乗の運びになる。ゲートから飛行機までバスで移送されるのだが、最初のバスに乗ったにもかかわらず、機内にはかなりの人数の人が搭乗していた。大惨事を知った今からおもうと、亡くなった人々のドイツ人の遺族ではないかとおもわれる。一般乗客と被害遺族をかち合わせないために10ユーロの振る舞いをしたのかも知れぬ。バカンスの中心地カナリアス諸島にはヨーロッパ各地から観光客が押し寄せる。 妻子は1時間半遅れで、無事マドリッドに到着する。ニコニコした妻や口を開けてベビーカーでぐっすり寝ている娘の顔をみると、急に肩の荷が下りる。人間、一寸先は闇、いつ死ぬかわからない。今日一日悔いのないように生きないと、と肝に銘じる。 バカンスを楽しもうという人生の至福のときであったのに・・・なくなられた方々に、合掌・・・
by kitatakeshi-blog
| 2008-08-21 17:52
| スペインななめ読み
|