自分の人生の主役は自分なんだよ。
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総選挙間近、に想う
 団塊の世代の下の世代であり、世間からはシラケ世代という名で呼ばれていた世代にぞくしていたけれども、高校時代に、社会的問題をああでもない、こうでもない、と身近な友達たちと議論をしていた。大人からは青い尻しやがって、と揶揄された議論も多々した。天下国家を自分の感情の赴くまま、取り留めなくぶっていたようにおもう。理論武装するために、あえて哲学書を読み、何がなんだかわからないまま、あたかも自分の意見のように述べ、激論を交わしていた。

 高校時代の友達がマドリッドに訪ねてきて、何十年かぶりで逢ったとき、その友人は、後にも先にも、あんなに社会的問題で激論をしたのは、高校時代だけだったなと、述懐していた。俺の場合は、日本のあらゆる階層の方と接する職業柄、時々は政治的見解を述べることがある。シロウト考えをしっかり公言することによって、10年先、20年先、50年先、100年先に自分にとっての理想社会のおおまかな輪郭ができあがった。平行して自分の生き方ができあがった時期でもある。その結果、年とともに、激論することはなくなったが、何が起こっても動じない自分の個人主義が確立できてきたのかな、と考えている。

 総選挙も間近なようだ。自民党がどうの、民主党がどうのという近視眼的なことより、政権交代が民主主義の世の中では普通のこととおれは認識している。それが自明の理とおもえるようになるためにも日ごろのお茶の間での、飲み屋での政治論議が政治意識を高めるためにも大切なことだ。みんなのちょっとした日常行動の変化こそが、おおきく社会を変える、と思える人が増えるといいんだが・・・どうだろうか。
 
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# by kitatakeshi-blog | 2008-09-09 00:17 | 日本ななめ切り
お知らせ
だんだんとテーマ別に開設するブログが多くなり、あれもこれも書いている時間がなくなってきた。そこで今後は次のようにしたいとおもうので、興味のある読者は、遊びに来てくれ。

http://kitachan.exblog.jp/喜多武司のぼちぼち宿では、従来どおりの辛口社会派エッセイを書いていきます。

また新設したhttp://kitatakeshibochibochiyado.blogspot.com/喜多武司のぼちぼち宿 旅ものがたりでは、スペイン生活全般の軽口エッセイを書いていきます。観光業に従事している関係からスペインの日常を日本の皆さんに知ってもらいたく、もちろんおれの感覚で書いていきます。いまのところ一番、力を入れるつもりです。

MIXIについては、たまに遊びに来るという感じになります。それでは今後ともよろしく。

喜多武司 拝
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# by kitatakeshi-blog | 2008-08-28 19:09 | 私的なこと
153名死亡の大惨事
 8月20日14時45分、カナリアス諸島のラス=パルマス島行きスパンエアー機が離陸直後墜落、乗務員を10名を含めた、172人のうち153人の死亡が確認される。ほとんどが丸こげ状態であったという。31年前に旅客機同士が衝突して500名以上の死傷者をだしたが、それにつぐ大惨事となった。

 個人的には20日20時30分にフランクフルト経由で妻と娘が日本からマドリッドに戻ってくる予定となっていた。それもスパンエアー機、スペイン第二の大手航空会社だ。フランクフルトで家族が乗り継ぎでまっているとマドリッドからくる機体が遅れているので搭乗時間が1時間遅れるという。またスパンエアー側からカフェテリアで10ユーロまで使っていい、という申し出がある。いつもは何のアナウンスもなくお客を待たせるくせにおかしい。テレビで大惨事の模様を映し出すと、スパンエアーの係官がテレビをすぐに消してしまった。妻の言によるとドイツ語なのでなにもわからずじまいだったとのこと。終いには、一時間の自由時間のはずが15分で再搭乗の運びになる。ゲートから飛行機までバスで移送されるのだが、最初のバスに乗ったにもかかわらず、機内にはかなりの人数の人が搭乗していた。大惨事を知った今からおもうと、亡くなった人々のドイツ人の遺族ではないかとおもわれる。一般乗客と被害遺族をかち合わせないために10ユーロの振る舞いをしたのかも知れぬ。バカンスの中心地カナリアス諸島にはヨーロッパ各地から観光客が押し寄せる。

 妻子は1時間半遅れで、無事マドリッドに到着する。ニコニコした妻や口を開けてベビーカーでぐっすり寝ている娘の顔をみると、急に肩の荷が下りる。人間、一寸先は闇、いつ死ぬかわからない。今日一日悔いのないように生きないと、と肝に銘じる。

 バカンスを楽しもうという人生の至福のときであったのに・・・なくなられた方々に、合掌・・・
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家族
 夏休みになると子供をつれて妻が帰国する。今回は一ヶ月ほどで今日、マドリッド空港に到着する。妻が帰国する間、減量をするのが習慣になっている。今回は81キロから76キロの5キロ減である。体のだるさがとけ、日ごろしない掃除・洗濯・アイロンもしようかな、という気になるから不思議だ。おかげで、妻が戻ってきても、怒られずにすみそうだ。

 減量といっても3食食べている。いつもと違うところは、酒の量がすくないことと、おかずは一品なところだ。原料は同じなのにビールを麦茶にかえ、いつもよりおかずのりょうが少ないだけで、こんなに体重が減り、体が軽くなり、物事にたいする気構えがかわってくる。文章を書こうか、という気持ちになったのも減量が一因だ。

 家族がいない夏休みの期間は、家族について熟考するまたとない時期となっている。おれにとって家族とはなにか。妻とは?娘とは?息子とは?、と考えが際限なく拡がる。結局、社会の最小単位である家族は、おれにとってかけがえのないもの、生き抜くエネルギーを与えてくれるである。

 それと同時に考えることは、日本社会の精神的混乱は、崩壊している家族が多いのではないのか、ということだ。夫婦は尊敬しあっているのか、家族間の会話がなりたっているのか。忙しさにかまけて配偶者や子供たちから議論すべきこともしないで逃げ回っていないか。

 再度、真剣に家族のことを考える時間を作ることを提案する。原始共産制の時代から社会の根幹である家族が崩壊していたら、いかなる社会変革も砂上の楼閣となるであろう、と考えるからだ。
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# by kitatakeshi-blog | 2008-08-20 19:19 | 私的なこと
焼き場に立つ少年
 NHKスペシャルで写真家・故ジョー=オダネルさんの長崎の原爆投下にまつわる写真について放映された。死んだ弟を背負い、親代わりたらんとして血が出るほど唇をかみ締め涙をこらえ、直立不動で弟の火葬の順番をまつ10歳ぐらいの少年。おれをクギ付けにして離さない。涙が止め処もなく流れる・・・
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# by kitatakeshi-blog | 2008-08-08 06:40 | 日本ななめ切り
秋葉原事件
 人のうわさも75日。このところ人々の脳裏から忘れ去られようとしている事件なのではないかと心配する今日この頃だ。

 この事件の犯人は他人を巻き込んだ無理心中だったのではないかと想像している。そして避けることができた殺人事件だったと考える。家族関係の崩壊・世間の無関心、薄っぺらさがこの事件の遠因だと思わずにはいられない。愛情のない社会、すなわち他人に無関心な社会をなんとか愛情のある社会に戻さないと今後も似たような事件が、いやそれ以上に凄惨な事件が起こるだろうこと想像に難くない。

 一人ひとりが真剣にこの事件の問題性を考えてほしい。そして他者に対する接し方で、おかしなことがないか点検して欲しい。同じマンションで居合わせたら挨拶するとか、身近なことでできることがあるはずだ。
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# by kitatakeshi-blog | 2008-08-08 02:39 | 日本ななめ切り
ヒロシマ 
 テレビから流れる日本語衛星放送での広島原爆投下63周年記念式典をみていた。マドリッド時間、2008年8月6日午前1時15分。犠牲者に対する黙祷が始まる。おれも直立不動で、そっと目を閉じる。

 おもえばこの1年、社会的活動をほとんどせず、過ぎていった。何をしていたんだ、おれは!つまらない人間に成り下がったもんだ。やればできるのに野暮用の急がしさにかまけやがって。それが人生だ、なんて、くだらん。

 そんなことが走馬灯のように頭のなかを駆け巡る。自分の人生の主人公は自分なんだ、そのことを再認識させてくれる時間をヒロシマはあたえてくれた。

 
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# by kitatakeshi-blog | 2008-08-06 20:52 | 日本ななめ切り
赤塚不二夫、ニャロメ!
 おそ松くんや天才バカボン、ひみつのアッコちゃんら赤塚不二夫の活躍を見て、子供のころ漫画家志望になったことがあった。少年ブックに自分の四こまギャグ漫画が掲載されたときには嬉しくて、うれしくて・・・

 大人になって週刊誌で赤塚不二夫が無頼な生き方をしているというので再び興味をもった。大酒をあおり、チェーンスモーカー・オンナ・・。肺炎で死亡とのことだが、当たり前だ。まあ、よく72歳まで生きてこれたもんだ。途中政府よりこの人には似合わない勲章をもらったようだが、かれにとってはどうでもよかったのではないかと想像する。

 それにしても一抹の寂しさを感じるなぁ・・赤塚不二夫のマンガをみて漫画家を夢見た少年も今年51歳になった・・・

合掌。
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# by kitatakeshi-blog | 2008-08-03 05:15 | 日本ななめ切り
ガソリン代・食料 高騰
 日本ではガソリン・リッターあたり180円で、スペインでは円換算すると230円ほどになる。スペインでも日本でも大騒ぎだ。通勤に車を使わずに公共交通機関を使っている人が増えている。おれも例外ではなく愛車・メルセデスがガレージの肥やしとなり、通勤は小型車を使っている。

 でも冷静に考えてみると、先日まで洞爺湖サミットでも中心課題でもあった地球温暖化防止のために大変寄与した経済行動といえるではないか。1973年の石油ショックの時期とはちがい、発展途上国での石油消費が増えているので、石油の値段は高止まりするだろう。というか1973年からの世界の物価上昇率に換算すれば1バーレル100ドル以上でもなんら不思議ではない。今後も高値どまりの石油価格とお付き合いしなくてはならない。

 たとえば今回のガソリン高騰で車を日常的に使っていた人が公共交通機関をつかい、慣れてそれほど苦痛でなくなれば、たとえ少しぐらいガソリン代がさがったところで生活パターンを元に戻さないのではないかと考えている。また石油を使う製品は一般に認識している以上に多い。当然石油代金が上がれば、遅かれ早かれ製品に転嫁される。つまり家計を逼迫すること必定だ。

 この生活レベル低下を心配してスペインでも日本でも大騒ぎしているわけだが、おれは人間社会は生活レベルは下げたほうがいいと考えているよ。食料品が高騰すれば、食べる量をへらせばいい。食いすぎているから第一世界のにんげんは太り気味だ。それが成人病を多発させる。成人病が減れば社会医療費が減り、税金負担がかなり楽になる。

 日本では嘆かわしいことだがネット難民が増えている。今後物の値段があがっていけば、彼らの生命は危険にさらされるかもしれない。しかし反面弱いもの同士、助け合いの精神が育まれると期待する。そこから社会の矛盾を真剣に考え、変えようとする人間が出てくる。それこそが本当の社会改革を推し進める原動力になると信ずる。

 冷蔵庫を開けると食料が落ちてくるうちは、真の社会改革は進まない。

 
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# by kitatakeshi-blog | 2008-08-02 07:14 | 日本ななめ切り
大分県教育委員会参事の不祥事
日本の社会や学校荒廃をみれば、こんなもんで驚いていられるかというところだな。お上のほうばかり見て、こども達のほうをまったく向いていない教育委員会なんて廃止してしまえばいい。ついでに言えば文科省なんていう組織もまったくいらない。国が主導する教育方針を是とする教育は多様性があり好奇心にあふれた本来キラキラとした子供たちの教育にはなじまないんだ。日本が発展途上国であったころにはそれなりに貢献した教育制度だったんだろうけれど、ね。

 読み書き計算だけはしっかりとやらせて、あとはこども達の好奇心の赴くままにやらせればいいんだ。本来勉強というのは、おもしろいもんだ。子供にまかせれば、子供は何かをやりだすよ。そしてもっと知りたいとおもうようになったら先生や周りの大人に質問してくる。どうして国ってあるの、とか。どうしてゼロって概念が生まれたの、とかね。まあ、まともに子供の疑問に答えられないおとなばかりだろうから、自分で本を読むようになる。そして自分の頭で物事を考えるようになる。これこそが本当の勉強です。これこそが自分の人生を大切にするということなんだ。 

 こども達は大人の鑑だ。今回の事件を、こんなもんだろ、とおもうこどもたちが増えないことを祈りたい。
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# by kitatakeshi-blog | 2008-07-19 06:08 | 日本ななめ切り