自分の人生の主役は自分なんだよ。
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日本人と戦争責任
 Xくん、森達也と齋藤貴男の共著である「日本人と戦争責任」の本をスペインに送ってくれてありがとう。久しぶりに感銘を受けた本なので、この本を通して考えてみたことを記してみたいとおもいます。

 渡辺清、おれ知らなかったんだ、こんな市井の巨人がいたことを。自らの戦争体験を突き詰めて自らに問い昇華して、この国のいい加減さ、だらしのなさを一生をかけて行動と文章で告発した。孤高のひととなろうとも、けっして自分の弱さから逃げようとしない。本当は自分は弱い人間である、ということをはっきりわかっていた人なんだろうな。だからこそはっきりと物をいう。

 昭和天皇が敵国であったマッカーサー元帥といっしょに撮ってある写真を見たときに渡辺清は激怒する。 戦後のだらしない無責任体制の始まりは、このふがいない天皇の姿に根本的にあると渡辺は考える。300万同胞が天皇の赤子となり戦争で死んでいった。その事実への責任が大元帥でもある天皇にはある。自決するなり退位するのがけじめというものだろう。それが敵国の軍門に下ったのだ。渡辺の天皇崇拝が憎悪に変わった瞬間だ。

 戦後の歴史を見てみても国のトップ周辺は悪さが発覚すると罪を認めず、逃げ隠れしてほとぼりがさめたころになると又復活してくる。また国民がこれを赦す。ここが問題なんだ。おれは赦していないよ、というやつがいるかもしれない。でもな、腹の中でブツブツ文句をいっているだけでは、社会にたいしてなんも影響力がないんだよ。公に行動し発言することこそ大切なんだ。
そこが日本人の大部分のひとにはできない。だから社会がおかしくなる。そんな社会世相を見て育つ子供たちがかわいそうだ。ろくな大人になるわけがない。

 日本には民主主義制度はまだ必要ないのかもしれないとおもうようになってきた今日この頃だ。個人主義が国民の大多数になったとしても民主主義維持には時間がかかる。日本人の得意な集団主義にもいいところがあるだろう。社会の矛盾に鈍感な人間ならばシンガポールやフランコ時代の強権政治はいいんじゃないか。そこそこメシが食えるしなんてったって安全だ。山口組の親分の町内にはコソ泥がいないのと似ている。もっと研究してもいい社会体制かもしれない。

 喉もと過ぎれば熱さ忘れる、多くの日本人にとってはピッタリのとてもいいことばだ。戦争で死んでいった人々の怨念をかなぐり捨てて、はやいところ為政者や財界が悦ぶ戦争のできる国に突っ走ることだ。そしてまた悲劇をくりかえす。国のトップ連中は逃げ切れるが国民は痛い目を見る。しかし月日が権力者への怒りを風化させて・・・。うん、いまのような感覚の日本人には民主主義はいらない。

喜多武司 拝



 
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by kitatakeshi-blog | 2007-08-18 04:26 | 日本ななめ切り
国民とカネ「100万円以下の領収書」はいらない
 あいかわらず日本の政治は目先のことであたふたしてますね。国民からは1円からの領収書を税務署が要求するのに、政治家にには大目に見ていたことから国民の反発を参院選では買ったわけだ。なんてことはない、この際100万以下の領収書はいらない、ということを国民にも拡大すれば、みんな万々歳だろう。税収がかなりおちて高給官僚の権威や特権がなくなり地に落ちて、闇経済がはびこり、それでいてスペインのように日本は経済成長をとげることだろう。経済戦国時代こそが経済活性化の原動力だ。みんな生きがいを感じてせっせと稼ぐことだろう。

 まあ、現実的ではないことを書いてしまった。現実的なことをいうと政治家と同じように国民も税務署にたいして5万円以下の領収書はいらないとすれば、国民も納得するのではないか。政治家が良い思いをしているというやっかみが国民の逆鱗にふれたわけだからね。社会は自由裁量の部分がおおきいほど居心地がいいと考える。

 基本的には官僚制度の権威が地に落ちない限りは、本当の意味での日本再生はない。全ての元凶は暗記丸呑み教育で成績の良い人間が社会の基本をつくっているところに問題があるんだ。そんなやつらはどうってことないんだという認識が社会に拡大すれば、世の中が大きくうごくことになる。そこから21世紀のあたらしい社会体制が生まれてくるんだ。 

 今回の参院選では民主党が参院選で大勝したことで、政局が緊迫感があっていいじゃないか。1票の重みというものをみんなひしひしと感じているんじゃないのか。欲をいえば共産党と社民党がもうすこし第三極らしきものになっていれば、もっと政局はおもしろいんだがな。この際、左翼連合なんて大枠の政党に共産党と社民党が会派になって少しでも死に票を減らす気持ちがないといけない。共産党なんか特に日本共産党の看板を下ろすぐらいの器量があれば、ずいぶんとたくさんの国民が投票するとおもうんだけどな。

 とりあえずは民主党にがんばってもらいましょう。なんかずっこけそうな気がするけど・・・
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by kitatakeshi-blog | 2007-08-04 05:33 | 日本ななめ切り