自分の人生の主役は自分なんだよ。
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作家の小田実さん、逝く・・・
 小田実さんが亡くなられた。75歳だという。あまりにも早すぎる死だ。

 おもえば小田さんのベストセラー「何でも見てやろう」に触発されて、仕事を辞め、荷物をリュックひとつにまとめて、30万円弱の現金を懐にしまい、日本を脱出した。それから20年以上の歳月が過ぎた。いまではスペイン・マドリッドで、のほほんと楽しく暮らしている。もしこの本に出遭わなければ今のおれの生活はなかったかもしれない。一冊の本が人生を左右するとはこのことをいうのだろうか。

 「ベトナムに平和を!市民連合(ベ平連)」では日本での米軍の脱走兵を匿い、スウェーデンに亡命させる手伝いをしていたりしたのが印象に残っている。日本にも変わったことをする人がいるもんだ、とおもったものだ。

 戦争が終わる前日、1945年8月14日に大阪大空襲があったという。何千という人が犬死した。3月10日の東京大空襲は地元でもあるので知っていたが、大阪の大空襲はしらなかった。原爆を投下されたあと、時の政府が無条件降伏を決断するまで時間がかかった事がこの悲劇をもたらした。この事が小田さんの反戦・平和の言動の原点であると彼の本をいろいろ読むうちに分かってくる。

 小田さん、年金問題や地方格差問題で頭にきた国民の怒りをかって9条改悪をもくろむ安倍政権は参院選で大敗北しましたよ。そのことを知らずに小田さんは逝かれてしまったことだろうが、平和憲法はそうやすやすとは改悪されない政治状況になってきました。せめてもの小田さんへの供養だと思っています。微力ながら小田さんの志をおれは受け継いでいきますよ。

 安らかにお休みください。

 合掌・・・

 喜多武司 拝
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by kitatakeshi-blog | 2007-07-30 04:50 | 私的なこと