自分の人生の主役は自分なんだよ。
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若い親の子殺し
このところ若い親が子を殺す事件が頻発している。子供が泣き止まないだの言うことを聞かないなどという、子供として当たり前の「仕事」をしているのに、子を殺すような若い親はこんな当然のことが判らない。経済的に苦しい家庭が多いようだ。貧すれば鈍す、ということなんだな。

しかし若いときは、人生経験が足りないんだから精神的余裕がないのは当たり前だ。問題は日本社会では仕事をしてもあまり稼げず、ストレスがたまる生活サイクルのなかで、若い親は生きていることだ。過酷な競争社会のなかで生きていると、社会に自分が認められないと、家庭では弱いものいじめをしたくなるのかも知れぬ。社会から虐められる親の欲求不満のはけ口が幼児虐待なんだ。

経済的に貧乏なことはちっとも恥ずかしいことではない。その貧乏に負けて精神が貧困になることこそ恥ずかしいことなんだ。おれの家にも生後2ヶ月半の乳飲み子がいて、テンヤワンヤの大騒ぎだが、妻もおれも娘は「仕事」をしているとおもっているので、泣いていてもトンと頓着がない。とくに妻は気が長いひとなので、子育てにはうってつけの性格だ。おれのほうが歳食っているわりには気が短いといえる。それでも年の功というのか、子供が泣いていても、ぐずっていても気がイライラすることはないな。

日本社会はとても速度がはやい。そのスピードにふりまわされて生きている人がほとんどだろう。おれだって日本にいたときには、仕事に振り回されていた。まあ、好きなことをやって金にはなっていたけれど、20代で白髪が目立つほどになるほど、仕事をしたもんだ。でもふとそれなりの地位や給料を会社で与えられたときに、われに帰ったんだ。こんな人生でいいのかな、と。ストレス解消のために毎晩飲み歩いていた。給料が3日で呑み代に消えたこともある。

もっとゆったりとした生き方をしたほうが、心に余裕ができて人にやさしくなれる。おれの場合はフランスやスペインで住むという選択をしたわけだけど
こちらにきて良かったと思っている。もちろん生活だからたいへんなこともおおいけれど。

2005年5月18日 喜多武司
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by kitatakeshi-blog | 2005-05-19 05:20 | 日本ななめ切り