自分の人生の主役は自分なんだよ。
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Rub me tender
 訪米中の小泉首相が記者会見で記者団から大笑いされていた。もちろんエルビス=プレスリーの曲「LOVE ME TENDER」のつもりで言ったんだろう。でも日本人にはむずかしい発音「L」と「R」の区別をつけて発音できないために「RUB ME TENDER」にも聞こえるんだ。どんな意味かって?「私のナニをやさしくこすって」ちょうだいという意味だ。まあおれも小泉氏の発音をけなすほどLとRの区別をつけて発音ができないけれどね。小泉氏本人はプレスリー好きが記者団に分かってもらえてご満悦の顔をしておられた。しかし一国の首相は国の顔だ。国際社会では日本国の気品が相当おちたはずだ。

 ブッシュ政権は議会で小泉首相のスピーチを目論んでいたようだが、首相の靖国神社参拝問題で外交委員長からクレームがでて、日本人宰相初のスピーチはつぶされてしまった。議会でスピーチすることはたいへんな名誉なことらしい。いかに靖国問題が国際社会では重要な問題かが再確認された格好だ。

 勇退の花道のために設けられたような日米首脳会談であった。日本同様米国でも国内外で重要な問題が山積されているというのにプレスリーの生家訪問なんてしている場合か。脳天気なブッシュ・小泉両氏である。それに輪をかけてアホな報道をした日本の報道陣の有様をみるとつくづく大衆迎合主義的インテリを象徴しているな。みんな自分の利益にさえなればそれでよし、ということなんだろう。

 いったい日本はどこへ向かおうとしているのか。権力機構を牛耳る政官財およびマスメディアの中で、大局で物事を考える人間が輩出される社会システムにしないと日本沈没は長い目でみれば間違いないところだ。しかし教育基本法を改悪しようという輩ばかりが権力機構に巣食っている。教育基本法が悪いから子供らがおかしくなるという論法のようだが、俺に言わせれば教育基本法を権力者たちが戦後骨抜きにしてきたから今日の日本社会の惨状があるんだ。本を読んで、文章を書き、発表しみんなで自分の頭を使って議論をする。このことを子供のときからしていれば、おかしな社会になんかならないよ。子供の多様性を認めた教育をすることが末代までの社会の安定につながるということが社会の常識になる日が日本にはこないのだろうか。

2006年7月3日 喜多武司
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by kitatakeshi-blog | 2006-07-03 17:51 | 日本ななめ切り