自分の人生の主役は自分なんだよ。
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朝の散歩
 日向で40度は越すであろう夕方は避けて、朝方散歩をしている。新参者の娘を乳母車にのせて奥さんと3人での散歩だ。といっても近くのバルにモーニングをしに行くだけんだけれど、街路樹が鬱蒼としげっているので、そとのテーブルがほぼ完全に日蔭になり、風通しもいいときている。

 家の娘は外が大好きだ。夜10時から朝10時まで寝てくれるすばらしい赤ん坊なのだが、目が覚めミルクを飲むといざ出陣といわんばかりにむずがりだす。朝寝坊が好きなうちの細君もむずがり声にしびれを切らして起きてくる。まともに朝に眼がさめるとどうしても人間、朝食を欲する。ついついバルにいってモーニングを頼もうかということになってしまう。

 一番木陰になっている外のテーブルに陣取り、ミルクコーヒーとポーラを注文する。しかしどうも来るのが遅いせいかポーラが売り切れだ。ポーラというのはチューロス(揚げパン)よりも太い棒状のものだ。直径2.5センチ、長さ30センチほどもあろうか。しかたなく、トーストを頼むことにする。揚げパンこそマドリッドの朝食だとおもっているおれにはとても残念なことでもあるんだ。

 まあ、朝食を食べながら、子供をあやしカミサンとたわいもない会話に話が弾む。こういうのを一家団欒というのだろう。どんな人間も死ぬまでこの調子で毎日が過ぎればこんないいことはないかもしれないが、そうは問屋が卸さないというのが人生だ。明日のことは誰にもわからない。今日という日を楽しめないやつはいつまでたっても人生をたのしめないのではないかというのがおれの実感だ。おれは今日という日を楽しむために生きる。

 さてと、バルにモーニングしに行ってくるか。

2005年7月17日 喜多武司
 
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by kitatakeshi-blog | 2005-07-17 18:51 | 私的なこと